設備・その弐
———加工機材

お化粧

紙工業の本質となる加工。
印刷物のそれぞれの個性を引き出し、
美しい製品として送り出します。
比喩的表現になりますが、
「お化粧」ということばを
選びました。

断裁・穴あけ

 
 印刷物のほぼ全てに施す加工——断裁。紙の厚みで変わりますが、2〜300枚を重ねて断裁します。
 次工程では穴をあけることが多く、こちらも重ねて穴をあけます。弊社では自動4連ドリルを使います。どちらも基礎となるお化粧です。
 

角丸・ブッシュ

 
 断裁されたものは、四方が直角になります。その四方が肩を張らないようにコーナーを付ける(丸くする)加工です。やさしさを醸し出すお化粧です。
 同じく四角形のラベルをハート型や丸型、商品にあった形に抜き上げます。見え方を変えるお化粧です。
 

ミシン・折り・糸付

 
 チケットの切り取りや、部分を切り取る為のミシン罫。
 二つに折りやすくするガイドとなる折り罫を施す加工です。
 糸を付けることで、吊ったり結んだりが可能になります。糸にはカラフルなものもあり、商品イメージを際立たせます。
 それぞれ機能性を上げるお化粧です。