〔コラム1〕「印字って」
誰もが服を買うとき目にするもの。
購入後は切り取って「捨てられる」もの。
その服に付いているタグ(値札)に記載すべき内容を印刷する事、
それが「印字」です。
私たちは、サイズ・価格を見て服を購入しますが、よく見るとその他に様々な項目が印字されています。間違った表示が許されない大切な内容です。
タグはブランドの「顔」になるもの、そして印字は「情報」を提供するもの。衣料品を販売するためには、必ずタグや品質表示・洗濯絵表示を付けなければなりません。弊社はそのお手伝いをする会社です。
商品タグ・下げ札
洋服や雑貨、小物まで、必ず表記されている「情報」。その札を、「タグ」「下げ札」「値札」「ラベル」と呼称します。
タグは情報を記載するだけではなく、デザインやカラー・形状により、商品の顔になるものです。バレンタインに使う♡型、ペット用品には肉球の型、金箔を使った高級品などがあります。
また、商品を管理するための「バーコード」や、ウェブに導く「QRコード」を表示したり、最近ではインレイを埋め込み非接触で在庫数を読み込む「RFID」の機能など、その運用は多岐に渡ります。
品質表示タグ・洗濯絵表示
「家庭用品品質表示法」により、繊維製品のみならず、電気機器、雑貨工業品などの家庭用品を対象に、製品の品質について表示すべき事項や表示方法が定められています。特に衣料品に直接縫い付けるタイプは洗濯にも耐える必要があり、「生地」に印字を施します。それを「品質表示タグ」「洗濯絵表示」「洗濯ネーム」と呼びます。
洗濯に関わるアイコンも、平成28年により国際規格に代わっており、表示すべき内容も繁雑化しています。